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2011年01月28日
有機ごまへの取組
食べ物は、「人」に「良」なる物であることが基本です。
良なるものは、安全でかつ安心して口にできる品でないと
食品と言えない。これが、金ごま本舗の基本理念です。
食の安全・安心は、3点の視点があります。
1.原料の残留農薬の問題
2.製品上の品質改良剤、保存料、添加物の問題
3.流通過程や保存中での菌の汚染や品質劣化問題
「安全・安心」を謳うのは簡単ですが、「安全・安心」
を担保するのは正直なところ大変なことです。
原料の安全性を確認するためには、原料がどこでどう栽培されているか、
どう集荷・流通されているか、どのように加工されているかなどの情報を
トレース(追跡)可能であること必要です。
原料の「安全・安心」を担保するためには、
●大前提に産地が明確にわかることです。
●農薬、除草剤の使用の有無を知ることです。
●使用していなくても、隣の畑から飛散してくる農薬に
汚染される可能性はありますのでその可能性の低い畑
で栽培されているごまを選ぶことが必要です。
しかし現実には、ごまの産地表示の法的義務はありません。
農薬の使用有無を知る由もありませんし、色んな国から、
多くの零細農家から集められるごまもあります。
弊社の設立は、平成11年ですが、産地表示をしていない
ごまを99%国産だと思っている消費者がほとんどの時代
に“産地表示をしているごま”の販売を始めました。
法的に義務もない情報を出すことは、企業にとっては、
ハンディーを負うことになり色んなリスクも高くなります。
「情報は、安全と安心を求めるお客様のためにあり」
のスタンスで情報開示と安全・安心の取り組みに苦心
をしております。
実際には、日本の消費の99%以上が輸入品です。
国産=安全と思われる方が多いのですが、国産=安心
と言えても安全とは断定できません。
ただ、輸入となると一番気になるのが残留農薬です。
金ごま本舗では、残留農薬やポストハーベストのリスク
が低い原料原産地のごまを指定して確保をすることから
始めました。
残留農薬は、殺虫剤、殺菌剤に限りません。特にごまの
栽培で一番厄介なのが雑草です。その除草に便利な物が
除草剤です。
隣接する畑が多ければ、色んな作物に使われる農薬が飛散(ドリフト)して
汚染される可能性が高くなります。
できるだけ雑草が生えにくい環境の土地であったり、
除草する労力がある国で一つの畑の栽培面積が広く
多くの農家から集荷するのでなく少ない農家のごまを
集める方がリスクが低くなると考えています。
輸入段階でも陸揚げされる前の残留農薬検査やカビなど
の検査を受けて合格した物だけが陸揚げされます。
それでもなお、安全・安心をお求めになるお客様は、
こんな説明では納得をしていただけません。
そこで、当社ではポジティブリスト制度の施行が始まっ
た平成18年から当社の扱う原料産地のサンプルを抽出し、
厚労省登録検査機関にて残留農薬の一斉検査を実施し
安全性を確めて安心を担保いたしました。
この検査には、大変な費用がかかりますし、あくまでも
一部の抜き取り検査だけです。
毎年、全種類の検査を受けると莫大な費用がかかって
きます。
それなら、いっそのこともとから農薬や化学肥料を使
わない方法で栽培した有機ごまを扱えば限りなく安全
で安心できるごまを提供できると言うことに行き着きました。
これが有機ごまの取組の始まりです。
極めて当社のごまは、安全と考えていますが、さらに
安全・安心をお求めになるお客様は、ぜひ有機のごま
のご利用をおすすめいたします。
農薬(除草剤も含む)の使用の有無、残留農薬検査の他、
食品の加工に当たっては、添加物、保存料、化学調味料
は使わないかできるだけ控える方が良い。
産地表示をしていないごまを99%国産だと思っている
消費者がほとんどの時代の平成11年の会社設立以来、
氏素性をはっきりと訴え、原産地表示をして販売をして
きました。(ごまは原産地表示の義務はありません。)
以前は、有機のごまはあまりおいしいくありませんで
した。また生産地が中国のものしかありませんでした。
しかし、最近中国以外の国で有機のごま栽培が始まり、
味もずいぶん改良されてきました。
金ごま本舗としては、かねてより有機の金ごまを商品化
したいと考えていましたが、ある商社と原料屋さんの協
力をえてトルコ産の有機の金ごまを確保することができました。
店主自ら現地に同行して有機栽培農家や有機認定の畑と
収穫後の集荷、精製工場や現地のサプライヤーのオーナーや
格付責任者とも面談をして安全・安心が担保できる
ことを確認の上、この度、発売にこぎつけました。
なお、白ごま、黒ごまは同じような条件でパラグアイで
栽培されている物を商品化しました。
こちらは、近い将来現地に視察を予定しています。
もちろん、国内で商品化するためには有機ごまのJAS認
定工場の認証が必要ですが、2010年10月22日をもって
有機農産物または有機加工食品は、日本農林規格
及び小分け業者の認定の技術的基準に適合していると認
定をされました。
安全・安心の取り組みは一言で説明できません。
これからもずーっとずーっと続く当社の課題です。
お客様のご理解とご支持がなければ続けることができま
せんどうか今後ともよろしくご支援を賜りますように
お願いを申しあげます。
店主 忰熊
【社是】「利他喜働」
1.利他の前に自己の確立に努力せよ。
2.他人が喜ぶ利益のために喜んで働きなさい。
3.人様の健康を願って笑顔で「食は喜び」を拡げよう。
投稿者 kuma : 2011年01月28日 10:59